およそ1996年(平成8年)から「携帯電話」が普及をスタート、電話で会話する機能とともに[メール(文字サービス)]機能も使えるようになりました。
2019年現在では[メール]はもちろん[ライン][フェイスブック][ツイッター]など、多くのSNSが普及し 家族や友人との交流も スマホ一つで完結することが多いですね。。。
なので ボールペンで手紙を書き 友達へ送ることは ほとんど少なくなりました。
そんな時代ゆえ、時おり 友達からポストカードが届けば「直筆の温かさ」を感じ うれしくなるものです☆
【絵手紙(えてがみ)】も同じで、時間を費やして描いてくれたのかなぁと想像すれば 温もりがもらえます。
しかし 素敵な【絵手紙】・・・自分で描いてみたいと思うも、やはり ためらいがち。
送った相手に見られるからには 多少【絵手紙】上手に描きたい。
“ 知り合いからもらう絵手紙のように うまく描けないもんな… ”
いろいろ頭のなかで考えると なかなか【絵手紙(えてがみ)】をスタートしてみよう!とは思えませんよね。
ですが、大丈夫です~p(^-^)q
【絵手紙(えてがみ)】に上手い下手はありません☆
心・気持ちを込めて描けば、バッチリ OKです。
時間をかけて描いた【絵手紙】・・・受けとった相手には 必ず気持ちが伝わるもの。
もちろん【絵手紙】を10年、20年描いているかたには それなりの味がある【絵手紙】が描けるでしょう。
しかし、初めて描く 初心者のかたに向けて【絵手紙(えてがみ)を描く道具や描き方】。
また、ハガキに入れる文章のコツなど。
【絵手紙(えてがみ)】が気楽に始められるよう紹介します(^-^)
[adrotate banner=”2″]
絵手紙を描く前に いろんな絵手紙を見る☆
さぁ【絵手紙(えてがみ)】をかくぞ~!と思っても、どこから始めてよいのか分からないもの。
まずは【絵手紙(えてがみ)】には どんな題材を描いたものがあるのか?
どんな感じで色を塗っているのか?
いろいろと絵の雰囲気を見てみましょう。
例えば、友達や知り合いが【絵手紙教室】へ通っているのなら、一度 一緒に見学へ行くのもお勧めです。
【絵手紙教室】では、生徒さんが まさに絵を描いており、どんな道具で、どんな題材を描いているのか など 直接見れてわかりやすいからですp(^-^)q
しかし、教室へ行くのが苦手ならば 本屋さんやインターネットなどで「えてがみの描き方」等の書籍を買って触れるのもよいです。
『絵手紙をかこう: 日本絵手紙協会公式教本』をチェック⇓
『はじめての絵手紙 ― かいて&送って! 毎日が楽しくなる!!』をチェック⇓
上記の本はアマゾンで購入可能ですが、本の作者(先生)は小池邦夫さんと小池恭子さん☆
なんと 小池邦夫さんは【絵手紙(えてがみ)の創始者】で絵手紙作家であります。
日本絵手紙協会を設立し NHKテレビの『趣味悠々』で 絵手紙講師を担当。
平成27年~日本絵手紙協会 名誉会長でもあります☆
小池恭子[コイケキョウコ]さんは、小池邦夫さんの奥様です。
1986年より絵手紙を始め朝日カルチャーセンター、産経学園などの講師を経て、絵手紙の講演、指導、普及に活躍中☆
このお二人の書籍を買えば まずは間違いないでしょう (^-^)ノ
初めて【絵手紙(えてがみ)】を描く人に向けて 用意する道具なども掲載してあると思います。
ほかにも、パソコンやスマホ等で『絵手紙』『えてがみ』と 入力し「画像」で検索してみてください。
すると、たくさんの方々が描いた【絵手紙(えてがみ)】が検索ヒットされます。
それらの【絵手紙】を見れば、とても参考になりますよ。
さて、お次は【絵手紙を描く道具】を紹介します。
絵手紙で使うハガキ[画仙紙]
【絵手紙】を描くはがき(紙)ですが、極端に言えば 決まりやルールはありません。
しかし 基本は[画仙紙(がせんし)]という葉書に描くことが多いです。
>>>「趣味の絵手紙」描くハガキはどんな葉書で描けば良い?」
そんな画仙紙はがきにも 色々あります。
使われている紙質により はがきに描いた墨が にじみやすかったり、あるいは にじみが少なかったり。
多くの【絵手紙】を描けば にじみの違いもわかってきますが、最初はよくわかりません。
ですので、最初は にじみも程々の画仙紙がよいですね。
(描いた絵に にじみが全くないのも すこし面白みないときもあるのです。。。)
画仙紙はがき「次郎」は、その点 描きやすく人気の画仙紙。
画仙紙に描くのがベースですが、いろんな紙に描くのも面白いですので 慣れてきたら試してみてくださいね (^-^)ノ
>>>「コーヒーの ペーパーフィルターで ネギを描いた絵手紙」
>>>「素敵なお年玉袋(ポチ袋)~ 絵手紙で描いたら 可愛い」
さて 次は 画仙紙に塗る絵の具[顔彩(がんさい)]を紹介します。
[adrotate banner=”2″]
絵手紙で使う絵の具[顔彩(がんさい)]
【絵手紙(えてがみ)】で使用する絵の具は、学校で使う水彩絵具ではなく[顔彩(がんさい)]と呼ぶもの☆
顔彩【がんさい】(絵の具)とは、カンタンに言うと 顔料と膠(にかわ)で作った 日本画用の絵の具です。
膠 ( にかわ )とは
動物の骨や皮、腱 ( ケン ) などより 抽出したゼラチンが 主な成分。
木工や 竹工芸の接着ノリや東洋画の 顔料溶剤などに使用する。
普通 水彩絵の具では「青色、赤色、緑色、黄色」と呼ぶのは知ってますよね。
ですが[顔彩(がんさい)]の色の呼び方(名前)はカッコいいですよ!
例えば・・・紅 ( べに )、群緑 ( ぐんろく )、鮮光黃 ( せんこうき )、青草 ( あおくさ )など。
(なんだか 映画のキャラクター名みたい♪)
顔彩セットも、本数が多くはいってるものもありますが、色が多ければ多いほど 値段も高価になります。
初心者のかたなら まずは「18色」「24色」くらいを買えば大丈夫。
色の塗り方などは、下記にも書いてますので 参考にしてくださいね (^-^)
>>>「色の塗り方やポイントは?~絵手紙教室で使う顔彩で塗る」
【絵手紙(えてがみ)】をかく為の はがきと絵の具(顔彩)は 用意できましたか★
それでは、なにを【絵手紙】に描いたらお勧めなのでしょうか。
[adrotate banner=”2″]
絵手紙の「モチーフ(題材)」は何でも良い
絵手紙の「モチーフ(題材)」も、基本 なんでもOKで かきたい物を描けばよいです。
しかし、作りの細かいモチーフは やはり難しい。。。
そういう意味では “ 野菜や果物 ” は【絵手紙】を初めてかく方にとっては 描きやすいです。
>>>「なにを描いたら良い?初心者向け~絵手紙で描く季節の花の題材やテーマ・モチーフ~」
私も 初めてかいた【絵手紙】は・・・ピーマンでした (^-^)
ほかに トマト、きゅうり、ナスなども描きやすいです。
多少 形がヘンテコになっても それが「貴方の描いた 味のある絵手紙」ですから まったく問題ありません。
日本は四季がありますので、季節によって様々な野菜や果物が描けます。
>>>「夏の絵手紙を【夏野菜のトマトとナス】で描いた~6月1日~発売の暑中見舞はがき「かもめ~る」で~」
>>>「【秋の絵手紙(絵葉書)描き】~花や野菜・果物等~題材を描くコツやポイント~」
旬の野菜や果物を描いて【絵手紙】を送れば 届いた相手もとても喜びますよ。
絵手紙を描く前の準備!線引き練習
さぁ、いよいよ 絵手紙をハガキに描いてみましょう~♪
おっと、そのまえに・・・
初心者さんだけでなく、ベテランの方もされるのが【本番の絵手紙】を描く前のストレッチです。
床にすわって 足を伸ばして~という運動前のストレッチと同じで「線を引く練習」を行ないます。
線引き練習は、はがき(画仙紙)でなくても大丈夫。
普通に売っている「習字紙(半紙)」に練習をします☆
「線を引く練習」は、とても大事。
たとい練習をしないでも【本番の絵手紙】は描けますが、線引き練習を するしないでは、墨の線に 確かな違いが出ます。
練習は 筆に集中しゆっくり線を引きますから 心も落ち着きます。
「絵手紙・線引き練習」の詳しい方法は 動画もまじえて紹介してますので、ご参考ください。
>>>「絵手紙の描き方やコツ~ハガキに書く前「線引きの練習方法」線引きはストレッチです~」
楽しく【絵手紙】いろいろ描いてみよう
「線を引く練習」が終わったら、いよいよ画仙紙に絵を描いていきます。
まずは、題材をじっくりと、いろいろな方向から観察します。
じっくり観察すると、多くのことが分かります。
例えば「ナス」を描こうと観察すると・・・
「ナスの色」は 紫色ばかりでは無いとわかります☆
紫色の部分もあれば、茶色っぽいところもある。
また ナスの形も様々で、ヒョロリと細長いものもあれば どっしり太くて丸い形の茄子もあります。
じっくり観察しないで描くと、自分の先入観だけで描いてしまうこともあります。
あせらずにゆっくり見て 描きましょう。
さて 野菜や果物の題材に飽きてしまったら「人形や置物」も可愛いのでおすすめです。
>>>「絵手紙の題材・テーマのアイディア!置き物や人形もオススメ」
旬の野菜を描くのもよいですが、学校行事などに合わせた【絵手紙】も季節を感じますよ。
>>>「~入学・入園・旅立ちの季節~「春の絵手紙」をテーマに描くヒント」
時間をかけてじっくり描いた【絵手紙】は、とても素敵な作品に仕上がるでしょう。
最後に【絵手紙】に添える言葉(文字)を書けば「絵手紙の完成」ですが、その文字の書き方やコツです。
[adrotate banner=”2″]
絵手紙の言葉を書くコツ
【絵手紙】を かき終えたあと さぁ最後の締めは「添える言葉(文章)」です。
しかし、この添える言葉が 意外と浮かばず 書けないことがあります。。。
考えれば考えるほど どんな短い言葉を添えたらよいのだろう~と悩みます。
この「添える言葉(文章)」にも、ルールや決まりはないです。
「自分の好きな言葉」を書いても良いし、相手への気持ちを書いてもよし (^-^)ノ
また描いた「モチーフ」についての感想を書いてもよいです。
家族やお孫さん、友人など【絵手紙】を なにかしら送りたい☆ と頭に浮かんだ相手です。
相手へ伝えたいメッセージが 必ずあると思います。
文章の文字数も決まりはないです。
「一言」でも大丈夫ですし「長文」でも また味わいある【絵手紙】です。
楽しく 気楽に かいてみてくださいね。
良ければ ↓ 下記の記事もご参考にしてみてください。
>>>「絵手紙の言葉が浮かばない時のヒント・アイディア~書く文がひらめく方法やコツ」
【絵手紙(えてがみ)】は、上手く描けないといけないものではありません (/ ^^)/
(うまい、へたの基準はありません)
【絵手紙】に興味や関心があっても、なんとなく尻込みしているかた。
また初心者の方に 簡単で気楽に【絵手紙】が描けるスタートになるよう まとめてみました。
すこしでも参考になれば嬉しく思います。
以上「【絵手紙の描き方】初心者でも大丈夫!~使う絵の具や題材の選び方~」をお送りしました~♪
[adrotate banner=”2″]
ーはがき(年賀状) 関連記事 ー
◆絵手紙を描くきっかけは、地域の郵便局へ行った事が始まり
◆夏野菜のトマトで絵手紙を【その描き方やポイント】~絵てがみで暑中見舞いもおすすめ~
♦スマホが打ちにくいとき【タッチペン】を使うとベンリ~絵描きにもなれるよ~
◆年賀状に可愛い!オリジナルな手作り芋版画・レンコン判子・小松菜のはんこなど~野菜ハンコの作り方~
◆【アメリカへ年賀状を出す】書き方や方法~はがきは62円なので差額切手は8円です~