大阪南部(泉州)の岸和田市にある「岸和田城(きしわだじょう)」へお花見へ行きました。
●所在地(住所):大阪府岸和田市岸城町9番1号
桜は少し 遅咲きでしたが、それでも綺麗に咲いてました♪
桜の写真と岸和田城の天守見学も紹介します(^-^)/
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車は「岸和田市役所 第4駐車場」に停車
子供達が春休みでしたので、平日に行きました。
(土日などは混雑するかな?と思い・・)
この第4駐車場が、岸和田城から一番近いと感じます。
(※岸和田市役所 第4駐車場へのアクセスはこちらを読んでね)
午前10時過ぎに到着したので「満車」ではありませんでした。
ですが、駐車場内は すでに車が多く停まっている状態でした。
(お昼頃に着いていたら、満車かもしれません。。。)
さて、駐車場料金は1時間無料(タダ)。
それから、1時間毎に¥100がかかります。
なんと、安くて良心的な駐車場でしょう☆
支払いは、駐車場から出る時に「精算機」にお金を投入しますので、後払いですね。
車から降り 駐車場から出ると、目の前には「岸和田城」が見えます。
また、桜の木々とコラボして素敵です。
既に気持ちがウキウキしちゃいます~(∇ ̄*)o
子供たちも、早く行きたい!という具合 笑。
ですが、駐車場の前は道路。
車の通りも増えてきますので、桜や岸和田城ばかり目を向けていると事故にあい危ない。
子供に「車が来ているから危ないよ~」と言って、横断します。
歩いて2,3分もかからず「岸和田城の石碑」。
【岸和田城のグーグルマップ】
子供が「城の天守閣の上へ行きたい!」と言うので、よし!行こうね~Ψ( ̄∇ ̄)
岸和田城の天守閣を観てきた☆
岸和田城の櫓門(やぐらもん)をくぐって、本丸へ歩きます。
岸和田城の天守までは、全国にある大きな城と違い、とても行きやすい。
以前 兵庫県の姫路城へ行きましたが、グルグルと回りながら上がっていった記憶があります。
(歩いた距離も、なかなかありました。)

ですが、岸和田城は観光(レジャー)するには、ほどほどにコンパクト。
とても歩きやすく、小さなお子さんでも楽しく観光ができそうです。
(実際その日に、保育園の園児たちが遠足に来てた!)
さて、岸和田城の天守 見学料金を案内します (^-^)ノ~
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●岸和田城(千亀利城 ちきり城) 天守閣の入場料●
●岸和田城(千亀利城 ちきり城) 天守閣の入場料
・大人300円 中学生以下無料☆
・開場 午前10時~午後5時(入場は午後4時まで)
※お城まつり期間中(4月1日~15日)は午後8時30分まで(入場は午後8時まで)
・休み 毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合、及びお城まつり期間中(4月1日~15日)は開場)。
年末年始(12月29日~1月3日)や展示替の期間(臨時休場)
・25人以上の団体では 料金が3割引
( ※ 画像を クリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )
ー天守閣の入場についてー
※次のいずれかに該当する方は入場料が免除。
※免除を受けるは、手帳の提示が必要。岸和田城に入場する際、上記手帳をご持参ください。
・身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条第4項の規定による身体障害者手帳の交付を受けている方。
・精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条第2項の規定による精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方。
・大阪府療育手帳に関する規則(平成12年大阪府規則第42号)第7条第2項の規定による療育手帳の交付を受けている方。
又はこれと同様の事情にあると市長が認めた方。
・1~3に該当する方を介護する方(ただし要介護者1名につき1名を上限)。
小学生も、中学生も無料で歴史に触れられます☆
岸和田城は、歴史あるお城。
これは素敵なことです^^
そして 「岸和田城の歴史」についても、触れてみますね (^ε^)♪
岸和田城の歴史・歩み~
岸和田城の天守は 小出氏が建築しました。
岸和田城の建て主は、今現在も不明で 詳しくは分かりません。
しかし、戦国時代の終わり(16世紀半ば)には松浦氏の居城でした。
(※松浦氏は泉州を当時治めていた)
羽柴秀吉が「天下統一の過程」で、紀州の根来寺や雑賀衆への勢力押さえとして、中村一氏(なかむらかずうじ)を城主とした。
中村一氏は、紀州勢の大群を相手に戦い、岸和田城を守り抜きました。
根来寺が壊滅後、羽柴秀吉のおじに当たる「小出秀政(こいでひでまさ)を岸和田城主に。
小出秀政は、城や城下町を暮らしやすく整備。
この天守閣も、慶長2年(1597年)に小出秀政が建てたもの。
江戸幕府でも重要な役割の岸和田城
豊臣氏が滅亡後、江戸時代になり、「松平(松井)氏二代」が守りました。
寛永17年(1640年)に、摂津高槻から岡部宣勝(おかべのぶかつ)が岸和田城へ入城。
そこから13代続き、岸和田藩を治めたのです。
(※岸和田藩=五万三千石)
江戸時代において、岸和田城は「大阪の南の守り」として、大変重要な役割を果たしていたのです。
その後、明治維新を迎えました。
ところで、平成19年4月1日からは、観光施設としても使われています。
天守内の「多聞櫓(たもんやぐら)や隅櫓(すみやぐら)」をギャラリーや各種催し(イベント)に使い、観光振興にも活用していますよ~.
岸和田城の階段上がり、いざ天守見学へ
さぁ、岸和田城内へいよいよ入ります。
コチラで入場券を買い、そのまま進みます~~。
ちなみに、入場券販売カウンター近くには「トイレ」がある。
天守閣内の男女トイレ。
天守の最上階へ上がる前に、子供さんなどはお手洗いに行っておけば安心ですね☆
岸和田城の天守閣の階数(層)
お城の階数って、なんか分かりにくいですよね σ(^_^;)
岸和田城では、入場券が販売している階が「1階」。
「2階・3階」は、兜(かぶと)や掛け軸、文書、衣服などが飾ってある展示室になってました。
展示室には、岡部氏が着ていた「鎧兜(よろいかぶと)」が何個も飾られてあり、迫力がありました。
写真撮影禁止などで、紹介できませんが、子供達も「スゴイね!大河ドラマみたい!」と興奮。笑
現在の天守閣は、昭和29年に建てられた層3階の天守。
本来、江戸時代の岸和田城は「5 層の天守」でした。
(幕府に提出した普請絵図で証明されています)
1645年(正保2年)の絵図には、岸和田城の天守閣の壁に立派な腰板が張られてました。
熊本城や松本城にも、このような腰板が張られています。
また、岸和田城の天守台の大きさには驚きますよ。
南北約18,3メートル・東西約18,1メートルで面積が120坪。
例えば岡山城が112坪でしたので、それを比べると「30万石級の大名の天守閣」だったと伺えます!
ちなみに城跡は、昭和18年大阪府指定史跡となりました。
ようやく天守閣の最上階へ来ました。
とっても見晴らしが良い♪
この日は、少し風が強く寒かったですが、やはり気持の良い景色です。
保育園・園児達もおしゃべりし、天守閣から見える風景観ながら嬉しそう・・・。
写真の向こうに見えるのが、停めてきた市役所第4駐車場。
地面の方に目をやると、模様みたいな景色。
これは庭園ですが、面白いですよね。
( ※ 画像はすべて クリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )
岸和田城の「八陣の庭」と言います。
国の指定名勝 岸和田城 庭園
岸和田城の庭園=八陣の庭は昭和28年に作られました。
(重森三玲・・・作庭家で日本庭園の研究家)
八陣の庭は「大将」の石組みを中心とする。
そして、「大将」の周りに8つ石組みが配置。
(天・地・風・雲・竜・虎・鳥・蛇の各8組)
この「八陣の庭」のイメージは、中国の諸葛孔明(しょかつこうめい)の「八陣法」から来ているそうです。
360度の、どの方向から観ても鑑賞できるよう設計。
八陣法は元々、敵を攻撃するための陣形ではなく、平和擁立の為、敵から守る陣形。
その平和祈願を込めて、この八陣の庭を重森三玲は作りました。
さて、天守閣の最上階から降りて、外へ出ます。
【動画も30秒ほど、撮影☆】
(動画は、雰囲気が分かると思います。)
お城の天守閣内にもトイレがありますが、お城の庭園近くにもあります。
(多聞櫓(たもんやぐら)・隅櫓(すみやぐら)の近くにある)
5月のゴールデンウィークや土日など、気候の良くなる季節にでも遊びに行ってくださいね。
また、4月の桜、特に「夜桜」も灯りが照らして、岸和田城は大変幻想的な雰囲気ですよ。
ぜひ、ご家族(ファミリー)で夫婦(カップル)で、一人旅などで訪問見学してみてね~(*^o^*)
岸和田城見学 電車・車での交通アクセス
●所在地 大阪府岸和田市岸城町9番1号
◯南海電車ー南海蛸地蔵駅を停車 歩いて10分。
◯南海電車ー南海岸和田駅を下車 歩いて15分。
◯車なら 阪神高速湾岸線「岸和田南IC」を下車して10分。
ー岸和田城観光の追記 情報ー
●岸和田市役所 第4駐車場が満車の場合、同じ道路沿いにある「タイムズがんこ 五風荘店 駐車場」もあります☆
●お城まつり期間中(4月1日~15日)は、午後8時30分まで岸和田城の天守見学ができます。
天守から見える夜桜や、岸和田の夜の街並みも見え楽しみですね★
( ※ 画像はすべて クリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )
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