大阪・泉南ローズガーデン~バラの名前や種類を紹介~(デビッド・オースチンのバラ園)

バラの名前はレディ・エマ・ハミルトン 雑感

こんにちは。 skyneiro( スカイネイロ )です。

3000本の イングリッシュローズが観られる【泉南・ローズガーデン(花咲きファーム)】。
そんな、大阪・泉南市(せんなんし)のローズガーデンへ観光してきました。

デビッド・オースチンさん 著書本「ザ・イングリッシュ・ローズ」に載っていたバラも【ローズガーデン(花咲きファーム)】では 観られます (*^ ・^)

撮影した ローズガーデンの写真とともに、デビッド・オースチンさんの著書を参考に、紹介します。
[adrotate banner=”2″]

■真っ赤な薔薇 テス・オブ・ザ・ダーバービル(tess of the durbervilles)

テス・オブ・ザ・ダーバービル
( ※ 画像をクリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )

トーマス・ハーディの作品『テス』。
その登場人物テスの情熱的な性質と バラの深紅な色合いが、完璧なまでに 捉えられている。

深いカップ咲きの【テス・オブ・ザ・ダーバービル】。
咲き始めの段階では、たおやかに、伸びやかに開く。
真っ赤で存在感のある【テス・オブ・ザ・ダーバービル】。
頭を傾けて、魅力的に咲きます。

【テス・オブ・ザ・ダーバービル】の花びらは オールド・ローズの香りを放つ。
そして、花が開くにつれて 少し後ろへ反るのである。
横に幅広くなりながら自立するブッシュの上で、濃い深緑色の葉むらによって 補完されている。

このバラ名にある「テス」は、イギリスの作家トーマス・ハーディさんの作品『テス』の主人公・女性と思われます。

テスは、牧師の息子「エンジェル」と恋に落ち、結婚しました。
結婚後にお互い 打ち明け話をしたのです。
ところが、それから物語は激変します。
テスの打ち明け話を聞くと、夫である「エンジェル」は、テスの前から去ってしまいます。。。

【テス・オブ・ザ・ダーバービル】のバラでも鑑賞しながら、トーマス・ハーディさんの作品『テス』読んでみては!?(^~^)

■果物の香り ゴールデン・セレブレーション(golden celebration)

ゴールデン・セレブレーション
( ※ 画像をクリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )

【ゴールデン・セレブレーション】の色は 独特な黄色である。
たくさんある黄色(yellow)のイングリッシュローズの中でも 個性的。
花びらは「赤銅色」を帯びている、黄色の薔薇。

その【ゴールデン・セレブレーション】の茎は、優雅に湾曲しています。
際立った大輪とその茎の湾曲が、面白くバランスが取れており美しい。

香りは「濃厚なフルーティな香り」(^ε^)♪

また【ゴールデン・セレブレーション】は、病気にも強いバラ。
そういう点で、栽培方法が楽です。

しっかりと大きく生育します。
かつ、甘い果物の香りを放つ【ゴールデン・セレブレーション】。
それは万能の薔薇とも言えます。

デビッド・オースチンさんの著書「ザ・イングリッシュ・ローズ)からも紹介♫

■ドクター・ハーバート・グレイ(dr.herbert gray)

ドクター・ハーバード・グレイ
薔薇のサイズは小さく、うっとりするほど魅惑的だそう♪
貝の彫刻細工のように 整った花びらの形です。

基本は、ピンク色のカップ咲きの花。
香りは アニシードを思わせる「ダマスクローズ」の香りがする。
灰色がかった色合いの帯びた 葉群らの上で 【ドクター・ハーバート・グレイ】は 可愛く咲きます。

英国(イギリス)の 慈善関連団体創立60周年を祝う記念として、創設者にちなんで、この【ドクター・ハーバート・グレイ】という名前が付けられた。

■クレア・ローズ(claire rose)

バラはクレア・ローズ
【クレア・ローズ】の花盛りの頃では、大輪の花を咲かせ堂々としています。
しかも【クレア・ローズ】はほとんどが品質が最高です(☆。☆)

次第に花の色はあせてきますが、咲き始めは「赤みが ほんのりと入ったピンク色」☆

丈夫で元気な【クレア・ローズ】は、直立の茂み を作ります。
そして、モダン・ローズの葉っぱに類する 大きな葉を付けます。
この丈夫な樹性は【クレア・ローズ】の直接の祖先「チャールズ・オースチン」に とても似ています。

■ザ・ダーク・レディ(the dark lady)

ザ・ダーク・レディという薔薇
シェイクスピアの「ソネット集」に登場する黒い貴婦人=ダーク・レディ。
この名前のように、深紅で謎めいて 美しく咲き誇る【ザ・ダーク・レディ】。
香りは強く、強烈なオールド・ローズの香りです。

真っ赤な花びらの下には、濃い深い緑の葉が 付いています。。
まるで、深紅な【ザ・ダーク・レディ】を 引き立たせるかのよう。

平たく咲く花びらは、次に後ろへ少し反る。
中国の織物デザインに見られる「ボタンの木」を 連想させる優雅さです。

他にも【泉南・ローズガーデン(花咲きファーム)】には たくさんの種類の薔薇(バラ)が咲いてました☆

■オリビア・ローズ・オースチン(Olivia Rose Austin)

オリビア・ローズ・オースティン
デビッド・オースチン・ジュニア(デビッドJ.C.オースチン)の娘の名前がついた 特別なバラ。
オールドローズのような 美しい花は、品あるカップ型のつぼみから始まります。
そして 徐々に花を開きながら シャローカップ型(約10cmほど)をした ロゼット咲きに。

【オリビア・ローズ・オースチン】の色合いは、優しいソフトなピンク色。
香りは しっかりした濃いフルーツの香りであるが くどくない。

勢いは旺盛で、四季咲き性が強い。
ツヤのある葉は、典型的なリアンダータイプと言える。
多くのバラの中で【オリビア・ローズ・オースチン】は「最も耐病性のある品種の一つ」です。

作出年:2014
樹形:直立性
開花習性:四季咲き
樹高:0.9m×幅0.75m
花形:クオーターロゼット咲き
香り:中香

■ザ・レディーズ・ブラッシュ(The Lady’s Blush)

ザ・レディーズ・ブラッシュ
デビッド・オースチンのお勧め品種☆
【ザ・レディーズ・ブラッシュ】の可愛らしいセミダブルのバラは、生まれながらに美しさが備わっています。

少し先のとがったつぼみは、開花するごとにふんわりと ふっくらしたカップ咲きになります。

【ザ・レディーズ・ブラッシュ】の花びらは、透きとおるような淡いピンク色。
時おり、すっきりした白のストライプが入ります。
花の真ん中はクリームがかった白色。
中心のゴールドに輝く雄しべの集まりは、特に上品です。

全体的に爽やかで優美な印象、健康的で丸みを帯びた株立ちになります。

「ザ・レディー・マガジン」という、イギリスの女性誌の中で もっとも長く続いている週刊誌の125周年を記念して 生まれたバラです。

■キュー・ガーデン(Kew Gardens)

バラの名前はキュー・ガーデン
2009年デビットオースチンの 新種となる。

小さめの一重の花が集まって【キュー・ガーデン】は アジサイのような大きな花のかたまりになる。
ソフトアプリコットピンク色のつぼみは、花が開くにつれて 純白の花になる。
雄しべの根元には ソフトなレモン色が 混じります。

返り咲きを期待する場合は、花柄摘みが 必要でしょう。
よく茂り、まっすぐに伸び、ほとんど トゲがありません。
(これはスゴイ)

半直立性の樹形。
【キュー・ガーデン】は 強健で育てやすい品種です (*^.^*)
香りは、爽やかなティーの香り。

生け垣にも、宿根草と組み合わせた ミックス・ボーダーにも向いています。
まとまった白花は 雪に覆われたような雰囲気を 醸し出します。

イギリスのNIABコンテストで 金賞受賞。
ロンドンにある『キュー王立植物園の250周年記念』に、この名前【キュー・ガーデン】が付けられた。

一見すると、バラのように見えないですが、魅力的で 可愛らしいですね。

■レディ・エマ・ハミルトン(Lady Emma Hamilto)

レディ・エマ・ハミルトンLady Emma Hamilto
( ※ 画像を クリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )

エマ・ハミルトンは、イギリスの名将ネルソン提督(1758~1805)の恋人の名前。
イギリスの名将ネルソン提督は、1805年トラファルガー海戦において フランス・スペインの連合艦隊を破る。
ナポレオンによる 英国本土への侵攻を 阻止した人物。

色鮮やかなこのイングリッシュローズは、ボーダーの中で、ひと際目を引きます。
しっかりとつぼんだつぼみは、オレンジの混じる 深みのある赤。
魅力的なダークの葉との間に、コントラストが生まれます。

花が完全に開くと、花びらの内側は タンジェリン(濃いオレンジ色)。
外側は、イエローオレンジが混ざった花の色になります。

やや 直立状に伸びます。
しかし中程度の育ち方でよく茂り、花は勢いがあり 次から次へと咲き続けます。
また、乾燥地域で、よく育つ傾向があります (/ ^^)/

洋ナシ、グレープ、シトラスなフルーツ系の濃厚 かつさわやかな香り。
フランスのナンテスの香りのコンテストで、トップ賞を貰いました。

デビッド・オースチンの お勧め品種にもなる。
[adrotate banner=”2″]

【泉南・ローズガーデン(花咲きファーム)】には、3000本のバラ株が植わっています。
紹介しきれないほど 多くのバラの品種があったのですが、撮影出来ませんでした。。。。
(晴れていて、暑くて・・・(;^ω^A 笑)

2017年5月1日から5月31日(水)まで【ローズガーデン(花咲きファーム)】は開催中。

素敵なデビッド・オースチンさんのイングリッシュ・ローズを 見てきてくださいね (*^o^)
(※入場料金は無料です!)

ーバラ(イングリッシュローズ) 関連記事 ー
◆泉南・ローズガーデン 開花情報と状況
◆デビッド・オースチン・ロージズ へようこそ(サイト)
◆泉南ローズガーデン~車でのアクセスとシャトルバス時刻を紹介~
◆泉南のローズガーデン(バラ園)へ行った!~農業公園・花咲きファーム~
◆泉南市のローズガーデン(花咲きファーム)へようこそ~デビッド・オースチンのバラ園~

生活情報しぼりたて☆をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました