日本が大好きノニト・ドネア選手の子供時代~WBSS決勝 井上尚弥と対戦~

ノニト・ドネア(フィリピン) 生活

2019年(令和元年)11月7日(木) 「さいたまスーパーアリーナ」にて WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)バンタム級決勝戦が行われます。

これは WBA・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)と 5階級王者 WBAスーパー世界バンタム級王者 ノニト・ドネア(フィリピン)による王座統一戦。

井上選手の対戦相手となる ノニト・ドネア(フィリピン)選手は、奥さんと子供さん、父でトレーナーのノニト・ドネア・シニア氏など 総勢11名で来日☆

2019年現在 井上選手は26歳 ドネア選手は36歳 と10歳の年の差があります。

年齢的には 若い井上尚弥(いのうえなおや)選手が スタミナもありそうですが、ベテランであるドネア選手がキャリアも豊富。

(マニー・パッキャオに次ぐ、フィリピンが生んだ至宝とも)

そんなドネア選手も 井上選手と対戦する以前 他の日本人とボクシングで戦ったことがあるのでしょうか。

また、親日家であるドネア選手の生い立ちや出身国。

今回 来日した ドネア選手のご家族についても調べてみました。

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ノニト・ドネアの家族「レイチェル婦人」と子供さん

ノニト・ドネア選手のご家族を紹介します。

ノニト・ドネア選手の奥様「レイチェル婦人」は、現在 ドネア選手のマネージャーも務めています。

レイチェルさんは、カリフォルニア出身のフィリピン系米国人。

大学を卒業しており、元モデルさん。(お綺麗ですもんね~)

また、驚くことに「元テコンドーの全米王者」でもあります☆

(レイチェルさんは 格闘技一家の中で育ちました)

そんなレイチェルさんと ノニト・ドネア選手は 2008年(平成20年)8月8日に結婚式を挙げました。

↓ 今では お二人のカワイイ子供さんがおられ、2019年 井上尚弥選手との試合前 ご家族で来日されていました。

(ツイッターより画像引用)

レイチェル婦人は、現在 マネージャーもされてますが、元テコンドー全米王者だけに 時折 ノニト・ドネア選手へアドバイスも送るそうです。

しかし、ドネア自身も レイチェルさんの見識は確かだと 信頼を寄せています。

↓ インスタグラムでは「さぁ行こう!マニラでキャンプの最終段階!!」と書かれています。

フライト中の飛行機内で、飲み物の入ったグラスを前に撮影されていました。

飛行機で移動中のようで、2人の間には飲み物の入ったグラスが置かれている。


(奥様は、カジュアルな黒パーカーにネックレスとシンプル☆)

過去 ドネア選手と戦った日本選手 西岡利晃さん

過去において ノニト・ドネア選手と対戦した 日本人選手に「西岡利晃(にしおかとしあき)」さんがいます。

西岡さんは スーパーバンタム級王者で 当時 36歳。

2012年10月13日に試合開始した「王座統一戦」で、当時 世界4階級制覇王者 IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者ノニト・ドネア(フィリピン)と戦っています。

開催場所は アメリカ・カリフォルニア(ホーム・デポ・センター・テニスコート)。

試合ではドネア選手にペースを握られ 6回に西岡選手は 左アッパーをボディに当てられダウン。

(6回のダウンにより 試合展開はドネアの有利へと進んでいった)

そして、9回では 左アッパー、右ストレートにより 西岡は2度めのダウン。。。

西岡は試合続行を希望するも 西岡陣営からの要請でレフェリーストップ。

ドネアにダメージを与えることなく、ほぼ何もできず 9回1分54秒TKO負けとなりました。

(75万ドル(約5800万円)のファイトマネーをドネアは稼いだ)

[~チャンピオン西岡利晃とドネアとの試合の様子~]

ドネアとの試合直後 西岡利晃(にしおかとしあき)さんは 本田明彦会長より引退明言。

2012年11月13日 西岡自身が会見を開き 引退表明。

とはいえ この西岡選手は すごい方なのです。

WBC世界スーパーバンタム級 では 7度目の防衛戦で 同級2位にランク ラファエル・マルケス(メキシコ)と対戦し勝利。

そして、2012年3月15日には 日本人初となる「WBC名誉王者」に 西岡は認定されました。

ちなみに これまで WBCが名誉王者に認定した王者たちは、世界ボクシング界の超ビッグネームたちばかり。

日本人ボクサーである西岡が「名誉王者」に認定されることは 普通ではありえないそうで、大変 名誉で素晴らしいことなのです☆

しかし、この後 西岡選手は ノニト・ドネア(フィリピン)と戦い 敗北したのでした。

(現在、ドネア選手と西岡さんは友達同士♪)

ノニト・ドネア選手の凄さが分かったところ、追加でもう一つ ドネアは最強!というお話を。。。

元WBC世界バンタム級王者である長谷川穂積(はせがわ ほづみ)さんがいるのですが ドネアと対戦した経験はありません。

この長谷川さんは、バンタム級で 5年間世界王座に君臨(その間10度の防衛に成功)していました。

しかし 2010年4月30日 11度目の防衛で WBO世界同級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)と統一戦に挑みましたが、4回モンティエル選手の左フックを浴び ぐらつき その後 連打でダウン寸前に。

レフェリーストップが掛かり モンティエルにTKO負けとなりました。

“ 敵なし 最強の長谷川 ” を倒したモンティエルは、翌2011年2月19日 ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦。

そして、なんと ラウンド2回 ドネアに2分25秒TKO負けを喫し WBO王座の3度目の防衛に失敗したのです。。。。

[モンティエル 衝撃なダウンKOシーン 動画]


(長谷川選手をKOしたモンティエル・・・倒れた後の痙攣みたいな様子がすごい。。)

ノニト・ドネア(フィリピン)選手が、いかに強いボクサーなのか わかるかと思います。

とはいえ、当時ドネア選手は全盛期でもあり 歳も若かったため、現在とは異なるかもしれません。

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ドネア選手の出身国と子供時代

ノニト・ドネア選手の出身国や生い立ち、幼少期などを紹介します。

1982年(昭和57年)11月16日にフィリピンで誕生したドネア選手。

家庭は裕福とはいえず、靴も満足に買えず 経済的には貧しかったようです。

また、少年時代 ドネア自身も話しますが「いじめられっ子で 泣いてばかりだった」と振り返ります。

子供時代は 漫画やアニメが好きで、アニメ世界のヒーローに自分を重ねることで元気づけたと言う。

11歳の時 フィリピンからアメリカ・カリフォルニア州へ家族で移住。

そのときより、ボクシングを始めました。

ドネアがボクシングをし始めた理由は、お兄さん(グレン)がアマチュアボクシング大会へ出場、見事 トロフィーを獲得。

それを父親が褒めており、その姿を見たとき ドネア自身も褒めてもらいたくて ボクシングをスタートしたのです。

ドネアのボクシングは強く、16歳でジュニア五輪全米優勝☆

17歳でドネアは全米選手権優勝☆

ノニト・ドネア選手は、アマチュア時代 なんと86戦78勝(8KO、RSC)8敗という優れた戦績を収めた。

2001年2月アメリカでプロデビュー。

3戦目より、連勝をあげていくドネア選手に対し “ フィリピーノ・フラッシュ(閃光) ” とのニックネームを持っている。

(“ フィリピーノ・フラッシュ(閃光) ” はドネア本人もお気に入り サイン時に書き入れるほどだそう)

ノニト・ドネアは「はじめの一歩」が好きな親日家

ノニト・ドネア選手は、幼少からアニメやコミック好きですが、日本文化や歴史にも興味がありました。

ボクシングの試合ではなく、時々 プライベートで来日もする「親日家」のドネア選手。

自分の先祖は武士(侍)だったのでは!?と本人が言うほどです。

(ドネア選手のことを知らなくても、日本大好き!と言われると 親近感が生まれます 笑)

初めて読んだ日本マンガはバスケットボール選手が主役の「スラムダンク(SLAM DUNK)」。

その後 ボクシング漫画は無いか?と探し「はじめの一歩」を読むようになり、作者森川ジョージさんとも対談を果たしています。

(ドネアの愛称「フィリピーノ・フラッシュ」も漫画キャラクターに由来)

ほかにも、宮本武蔵にも心酔しており、武蔵関連の映画も多く鑑賞しており、俳優・三船敏郎が一番好きだそう☆

2019年(令和元年)11月7日(木) 「さいたまスーパーアリーナ」にて WBSSバンタム級決勝戦。

井上尚弥選手(日本のモンスター)の対戦相手 ノニト・ドネア選手は、人柄も良く ボクシンググローブを外すと好青年と評判です。

戦う相手に対しては、誰に対しても常にリスペクト(敬意)を払うようです。

決勝戦の勝利結果はわかりませんが、井上尚弥選手、ノニト・ドネア選手 ともに応援したくなり楽しみですね!

以上「日本が大好きノニト・ドネア選手の子供時代~WBSS決勝 井上尚弥と対戦~」を skyneiro( スカイネイロ )がお送りしました。

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◆WBA世界バンタム級王者井上尚弥選手の父は【明成塗装の社長】でもあり専属トレーナー
◆【ボクシングの階級】は17階級ある〜日本人チャンピオンはバンダム級の井上尚弥選手やミドル級の村田諒太選手・ライトフライ級の拳四朗選手など〜

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