令和元年 10月22日【即位礼正殿の儀】が午後1時から開始。
その後、15時半より[祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)]という祝賀(即位)パレードが開催で楽しみです★
(※11月10日に延期された)
祝賀パレードでは、天皇皇后両陛下を乗せたオープンカーが 皇居・宮殿から 赤坂御所まで約4.6キロを約30分かけて走行します。
天皇、皇后両陛下が乗車のオープンカーは【トヨタ センチュリー】。
では、過去に乗車されたオープンカーも クルマセンチュリーだったのでしょうか?
1993年6月9日天皇皇后両陛下「結婚の儀」で乗車のお車の詳細。
また、11月10日[祝賀御列の儀]での 即位パレードで使用の車 詳細を調査しました。
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天皇皇后両陛下 結婚の儀は『ロールス・ロイス コーニッシュⅢ』
1993年(平成5年)6月9日(水)天皇皇后両陛下・結婚の儀があり 公休日となる。
(当時 天皇は33歳、皇后は29歳であられました)
皇居から東宮仮御所まで 約4.2キロの「ご成婚祝賀パレード(祝賀御列の儀)」で『ロールス・ロイス コーニッシュⅢ』が使用。
(宮内庁で所有の 1991年式ロールスロイス コーニッシュIII(スリー))
NHKテレビ局の中継視聴率は30%超え。
祝賀パレードには、沿道に約19万人が お祝いに詰めかけました。
(天皇陛下プロポーズお言葉は「僕が一生全力でお守りします」)
そのような「結婚祝賀パレード」に使われたコーニッシュIIIは、どんな車?
(twitterより画像引用)
ロ-ルスロイス(コーニッシュⅢ)
宮内庁の車庫で保存されているそうなのでお目にかかれる機会があります様に pic.twitter.com/QxEhvcwtSP— A滋郎 (@dragonzaless) May 29, 2019
Wikipediaより コーニッシュIII の引用をさせて頂きます。
1989年、フランクフルトモーターショーにてコーニッシュIIIが登場した。
コーニッシュIIからの大きな変更として、運転席エアバッグが標準装備になった。
バンパーはボディ同色となり、より高度なサスペンションシステムが搭載された。ダッシュボードやセンターコンソールなど、内装も小変更を受けた。
生産台数は452台。
もともとは、1967年(昭和42年)「シルヴァーシャドウ・ドロップヘッドクーペ/スポーツサルーン」としてデビュー。
1970年 エンジン拡大を含む 大きな改良がされ『コーニッシュ』と改名。
その後も改良が続き1995年頃まで生産。
1990年から『コーニッシュⅢ』と命名されました。
この『ロールス・ロイス コーニッシュⅢ』は、1990年(平成2年)11月12日「即位の礼:祝賀御列の儀」でも走り、合計2回使用されました。
さて、2019年10月22日[祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)]のパレードでは、この『ロールス・ロイス コーニッシュⅢ』は走行不能。。。
祝賀パレードに使用となったのが『トヨタ・センチュリー』です★
令和 祝賀御列の儀に使用は『トヨタ・センチュリー』
令和元年11月10日(日曜)に行われる[祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)]。
その祝賀パレードでは『トヨタ・センチュリー(調達費予算は8000万円以内)』にご乗車されます。
【パレードのオープンカーを公開 両陛下のお姿見えやすく】
22日のパレード「祝賀御列の儀」で、天皇、皇后両陛下が乗車されるオープンカーは、トヨタの自動車「センチュリー」を改造。平成の時に使用した英国ロールスロイス社製のオープンカーより少し大きいです。https://t.co/yeBnpPiAnq pic.twitter.com/2Sy3w4zS0j— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年10月7日
オープンカーの『センチュリー』は、車体は全長5,34メートル 幅1,93メートルで 9月末に内閣府に納車。
平成のご結婚の儀『ロールス・ロイス コーニッシュⅢ』より すこし大きい。
祝賀パレードのルート(皇居・宮殿から 赤坂御所まで)の沿道から 天皇皇后両陛下のお姿が見えやすいよう 工夫されているそうです。
『センチュリー』オープンカーの改造内容
天皇皇后両陛下の乗られる トヨタ『センチュリー』のオープンカーは、どのようなクルマなのでしょう。
すこし調べてみました。
トヨタ『センチュリー』は1967年に製造開始した息の長いモデル。
現行センチュリーは3代目で 2018年 21年ぶりにフルモデルチェンジされたばかりです。
ボディカラーの名前に「神威」「摩周」「瑞雲」「鸞鳳」という名称が使用。
標準装備のファブリックシートは「瑞響」と名前があり 横文字でなく 和語にこだわっているのもセンチュリーらしい。
その『センチュリー』を オープンカー改造した 祝賀パレード用 今回の車となります。
ハイブリッドが搭載されており JC08モード燃費も 先代の7.6km/Lから13.6km/Lへ 大幅に改善。
また 安全面に関しては、トヨタセーフティセンスが 標準装備され、大幅に向上。
内装は「ショーファー・ドリブンカー」としてふさわしい、日本の伝統工芸技術が結集。
(ショーファー・ドリブンカー・・・運転手がハンドルを握る高級車のこと)
車内シートは、厳選された「白の本革」で、車天井には 紗彩型崩しの柄織物を使用。
インパネには 本杢を工芸品のような滑らかな曲線を使って配置。
七宝文様を 時計の文字盤に使用。
菊の紋章が輝く 車体外装は、塗装を重ねることで「鏡面」のように光沢のある黒色で仕上げ。
パレード当日には 車の前部に「天皇旗」も取り付けられます☆
パレードは11月10日へ延期
令和元年 に行われる[祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)]という祝賀(即位)パレードですが、もし悪天候のばあいは 10月26日(土曜)11月10日に延期です。
さて、このようなパレード用の車も調べてみますと、間近で見たくなりますね。
また 現行モデルの国産車・センチュリーが用いられるのは ウレシイ限りです。
ちなみにトヨタ『センチュリー』で即決されたわけでなく、ほかに4台の候補車がありました。
・日産 シーマ
・ホンダ レジェンド
・ロールス・ロイス ドーン
・ベンツS560カブリオレ
しかし、国内入手可能か。
後部座席に一定の広さを確保、安全性能(衝突安全、自動ブレーキ等)が高い。
また、ご乗車になる天皇皇后両陛下のお姿が沿道等から見えやすいこと。
などの、様々な条件を満たすことが前提で 選定されたのが『トヨタのセンチュリー』でした。
令和元年10月22日【即位礼正殿の儀】と[祝賀御列の儀]という祝賀(即位)パレードがあるこの日。
天皇皇后両陛下を乗せたオープンカー「センチュリー」が 皇居・宮殿 → 赤坂御所 約4.6キロを約30分かけて走行。
おそらく、テレビ生中継もあると思いますので 楽しみですね。
(余談ですが、昭和34年天皇皇后両陛下 “ 世紀のご成婚 ” パレードは車でなく[儀装馬車2号]が使用されました☆)
以上「 令和 祝賀パレード車は【センチュリー】~ご成婚祝賀パレードは【ロールス・ロイス コーニッシュⅢ】でした☆ 」を skyneiro( スカイネイロ )がお送りしました。
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