夏休みは子供にとって楽しい期間ですが、親にとっては、いろいろ心配なこともあります。
例えば「お盆休み期間」に、体長を崩して病気になった場合。
ほとんどの病院は、休みで閉まっている。。。
不思議なもので、家族に小さな子どもがいる時「お盆休み期間」に限って体のトラブルがあるものです (x_x;)
我が家の末っ子(小学生)も「お盆休み期間」辺りから “ 風邪の症状 ” を訴えていました。
とはいえ、ご飯も食べるし、ゲームで遊んだり 元気でいるので、夏風邪かな?
そんな感じで 深くは考えてませんでした。
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夏風邪はやはり長い!?
「お盆休み」が過ぎ、3,4日が経っても なかなか夏風邪の症状が スッキリ治りませんでした。
我が子の 夏風邪?症状は 以下のような感じです。
夏風邪のような症状
1.ノドが少し痛いが ツラくはない
2.頭が痛い
3.なんか しんどい。倦怠感。
4.クーラーが 少し肌寒い。
(長袖を 着てました)
5.咳が出てくる。
6.微熱(36,8~37度)※ 食欲はあり、元気です。
咳や寒気(さむけ)の症状、そして 体がだるいというのを訴えだして1週間弱。
いつもなら『自然治癒』して 3,4日ほどで 回復しますが、これは長引くな~。
夏風邪だからかな?と、少し心配になってきました (+_+)
(夏風邪は こじれたり、長引くという イメージ)
耳鼻科で診察して病気が判明
こうも治らないのは不安に思い、親の私の判断で、かかりつけの耳鼻咽喉科へ。
その耳鼻咽喉科は「スマホから診察予約」ができますので、先に予約しておきます。
(元気とはいえ、身体がだるいと感じるなら、あまり待ち時間が長いのは 可哀想ですもんね)
私の子供の頃は「ネット予約システム」は無かった。
ですので、大きな病院へ行けば「半日がかり」で、疲れ果てたようなイメージがあります。
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診察結果は「溶連菌感染症」でした
●耳鼻科の先生︰「今日はどうしましたか?」
・私︰「お盆休みから 寒気や倦怠感が続き、なかなか治らないです。最近では 咳も出てきたので 心配になり診察へ来ました」
●耳鼻科の先生︰「症状が長いですね。今 熱はありますか?」
・私︰「あっ! 測ってきていません。。。」
●耳鼻科先生︰「では 計測しましょう」
そういって、熱を測ると36,7度。
それから、耳の鼓膜を確認診察して 異常なし。
次に ノドを診察しました。
●耳鼻科先生︰「あ~。喉が かなり赤いね。食事はできてましたか? 一度 溶連菌の検査をしましょう」
そう言われ、長い綿棒のようなもので、開けた口の奥 喉辺りをクルクルと。
●耳鼻科先生︰「検査結果がすぐ出ますので、中待合い室で 待っていてください」
それから10分後に呼ばれ【溶連菌感染症】と 判断されました。
(判断した検査キットには【溶連菌】を持っていると、赤く変化する)
※ 正式には「溶血性連鎖球菌」と呼ばれる細菌。
じんわりと赤色(オレンジ)で、お医者さんも「出てますね溶連菌の 陽性反応が。。」
●耳鼻科先生︰「溶連菌をやっつけるため、抗生物質を10日飲んでもらいます。抗生物質は ペニシリン系のものです。
10日分を 一度に出すことはできないので、様子見も含めて 4日後に 再診に来てください。」
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耳鼻科近くの薬局へ薬をもらう
耳鼻科の近くには、処方箋を受付けてくれる薬局があります。
そこで、処方箋(しょほうせん)、お薬手帳を出して待ちます。
薬局内のエアコン(冷房)がかなり寒く、本人も「寒い~」と言い、外で待ってました。
(やはり病気ですね。。。(;^ω^A 笑)
【溶連菌感染症】の治療薬は3種類もらう
薬剤師さんに呼ばれて、薬を受け取ります。
種類は3種類ほどでした。
●ワイドシリンという抗生物質。
●咳止めの薬。
●炎症やアレルギーに作用する薬。
咳がきつくて、しんどいため もらった咳止め。
末っ子は、薬を飲むのが苦手で、錠剤も上手く飲めません。
また、咳止めはよく「シロップ(液体)」で 処方されることが多いですが、これも嫌い。
ですので、すべての薬は粉状のものです・・・笑
(先生にお願いしました)
3種類の粉薬をすべて飲むと多い量ですが、治癒してほしいので、頑張って飲むしかありません。
薬は味わうことをせず「無心」で飲もう~
大人でも薬は好きではないですが、飲む時に 子供は何かとワーワー言います 笑。
ですが、飲まないと【溶連菌】も死滅させられません。
私︰「この粉薬は どんな味かな?なんて 心の中で思ってはダメだよ。何も考えずに バイキンをやっつける為だ!って淡々と飲もう~( ̄∇ ̄)」
これが意外と 効果があります。
薬の味が 苦いだの、甘いだのと いろいろと口の中をイメージすると、すごく 飲みにくいです。。。
しかし「薬を飲むこと」に無心になり、気にせず 意識を向けずに飲んでしまうと、淡々と飲めます。
一度、無心になって飲んでみてくださいね。
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薬を服用して4日後の子供の様子と再診へ
【溶連菌】の治療薬を飲んで 4日過ぎました。
ですが 夏風邪症状は なかなか治まりませんでした。
元気だけど、寒く感じるので 長袖を着ている。
遊んでいても 途中でしんどくなるのか、横になることも多い。
親が気になったのは『咳がかなりひどく、咳をした後に胸が痛い』と言うこと。
薬を飲み始めたら、すぐ効いてくるのかな★と安易に思っていたので、またまた不安になりました。
(肺炎みたいな症状なのかな。。。マイコプラズマ肺炎とかもあるしな。。。)
ですが、夜にはとうとう薬も切れます。
再び 耳鼻咽喉科へ診察と 残りの薬をもらいに行きます。
心配に思う「マイコプラズマ肺炎」は熱があり、咳がひどくなっていくことのよう。。。
これもお医者さんに尋ねてみよう。。。(。´・ω・)
子供の咳と気になることを伝える
名前を呼ばれて診察室へ。
●耳鼻科先生︰「どうですか?症状は?」
・私︰「昨日まで咳がひどく辛いそうです。咳をした後で胸が痛いと言います」
●耳鼻科先生︰「そうですか。ノドを診ますよ」
・私︰「マイコプラズマ肺炎という病気があるようですが、マイコプラズマ肺炎にも感染しているのでしょうか?」
●耳鼻科先生︰「先日 検査をして【溶連菌】が見つかりましたので【溶連菌の感染症】です。マイコプラズマ肺炎と同時に感染することは、まず ほぼありません。またマイコプラズマ肺炎の薬を同時に処方はできませんし、ノドの状態も・・・マイコプラズマ肺炎に感染している様子ではないですね」
・私︰「そうですか☆良かったです (*゚∀゚)」
●耳鼻科先生︰「溶連菌の薬を飲み終えても、まだ症状が続くときは再診し、いろいろ病状を探る必要がありますが、大丈夫と思います。薬は症状が無くなっても、必ず飲みきってください。」
元気になり症状が消えたとしても、抗菌薬はしばらく飲み続けなくてはいけません。
薬は10日間飲み続ける必要があると言われていますので、医師の処方どおり 最後まで飲ませることが大切ですね☆
・私︰「ありがとうございます、分かりました。」
●耳鼻科先生︰「ただ溶連菌の感染症に罹ったあとは 腎炎になる可能性もあるので、後日 尿検査してもらいます。」
【溶連菌感染症】になったら腎炎にも気をつけよう
【溶連菌(ようれんきん)】というと「腎炎(じんえん)」というのが頭に浮かびます。
今回も、耳鼻咽喉科のお医者さんにも 言われました。
そして 頂いた紙コップと尿を入れてくるセット。
今日から 2週間後に自宅で尿を入れ、持参し 再診することになりました。
もちろん、これは “ 腎炎になる可能性が無きにしもあらず ” という理由で行なう検査。
【溶連菌感染症】にかかれば、 全員が合併症の腎炎になるのではありません p(^-^)q
薬を飲み5日目過ぎた頃【溶連菌感染症】症状が治まってきた
再診と残りの薬をもらいに耳鼻科へ行ったときは、薬を飲んで4日目でした。
この時は、なかなかスッキリ回復しない子供の状態に、私も不安感がありました。
ところが、薬を飲み始めて5日目過ぎた頃から・・・
「咳の回数が 減った」
「少し元気感が 増した」
「寒い と言わなくなった」という 回復傾向が。
あ~良かったです(*^o^)
長い日数でしたが、ようやくホッとしました。
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【溶連菌感染症】の注意点
溶連菌感染症は、一度なったら終わりではなく、繰り返しかかることもあります。
また大人もかかります。。。
【溶連菌感染症】の症状としては咳や鼻水が無いと聞きますが、我が子はめちゃめちゃありました!笑
また日常生活の中で出る「咳やくしゃみ」などによって 近くの人に感染(飛沫感染)することも。
家族の一人がかかったら、家族やその兄弟へ感染する確率も あります。
溶連菌に汚染された 食べ物が原因で【溶連菌感染症】になることもあります。
【溶連菌感染症】にかかると、体内では溶連菌を体から排除するため 抗体が作られます。
血液の中で 溶連菌に抗体がくっつき、これが血流に乗って腎臓に到達します。
すると、腎臓で炎症を起こすことがあります。
これが腎炎(正確には、溶連菌感染後糸球体腎炎という状態)。
尿検査をすれば血尿があるけど、本人の症状はまったく無いごく軽いもの。
また、一時的に腎臓の働きが悪くなり、尿が出ない。
むくみや高血圧が出て、透析を必要する重症なものまでいろいろな状態があります。
しかし ほとんどが自然に治り、腎臓に後遺症が残ることはまれだそうです。
なお【溶連菌感染症】よるのどの感染症だけでなく、溶連菌が原因の「とびひによる 皮膚の感染症」でも 腎炎になることもあり 気をつけたいところです。
【溶連菌感染症】になって思ったこと・分かったこと
今は高校生の子供が、小学生時代に【溶連菌感染症】に罹ったことがあります。
当時「喉がとても痛い」と訴え、食事が喉を通らず、ゼリーやプリンなど柔らかい食材を食べさせた思い出があります。
私にとっては【溶連菌感染症】=喉に大変 痛みの出る病気。
そんな印象がありましたので、今回の末っ子の症状から【溶連菌感染症】とは 思いつかなったのです σ(^_^;)
ノドが痛い とは言わない。
ご飯も モグモグ食べるし、程々に 元気で 高熱でもないし・・・。
ただの夏風邪が 長引いているのかな?と 簡単に思ってました。
ところが 検査をすると【溶連菌感染症】でした。
咳も特にひどかったので「肺炎にもなってるの!?」 とも思いました ( ゜Д゜;)。
ですが、いろいろと考えるより、まずは専門のお医者さんに診察してもらうのが 早いですね!
小児科や内科では、ノドの奥まで診察してもらえるのかなぁ。。。
そういう意味では 耳鼻咽喉科の先生は「ノドのスペシャリスト」 ♪
診察後に『鼻やノドを洗う機械』も設置されています。
診察へ行くたび、我が子も ノドを洗ってました (^-^)
クーラーの効きすぎで うっかり風邪を引いたり、冷たい飲み物を飲みすぎて お腹が痛いときもあります。
普通は 大人も子供も 3,4日もすれば治ります。
ですが 風邪だと思っていても、1週間も長引いたら 一度診察してくださいね。
(喉の痛みや咳などは 耳鼻咽喉科が良いですよ~)
以上 skyneiro( スカイネイロ )でした~♪
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