大阪南部の和泉市、岸和田市、貝塚市などで栽培される【水なす(みずなす)】。
ナゼ、大阪の南だけで【水ナス】は生産されるの?
また、購入した「水なすの漬物」の様子を記事にしています。
和歌山県に近い、大阪の南地域には【特産品の水なす】があります。
じつは私 大阪の南部出身ではありませんので【水なす(みずなす)】を 結婚当初 知りませんでした。
しかし、大阪での結婚生活が長くなり【特産品の水なす】は今では よく目にしますし、近所の友だちから もらうこともあります★
とはいえ、全国的には あまり知られてないと思います。
ということで【水茄子(みずなす)の特徴】や地産地消を推進する 地域スーパーで買った【水なすの漬物】の紹介をしたいと思います p(^-^)q
大阪・泉州地域で栽培の品種【水なす】
【水茄子(みずなす)】の特徴は 名前のとおり “ 普通のナスより 灰汁(アク)が少なく みずみずしいところ ” (*゚▽゚ノノ゙
そうです☆ 水分が非常に多い野菜【水なす】。
もし目隠しで【水なす】を そのままガブリと食べたら、あれ?果物かな (。´・ω・)? と間違えるかもしれません。
ところで【水茄子(水なす)】という品種は、大阪南部だけで作られますが 理由があります。
(※ 大阪南部、泉州地域=主に和泉市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市)
泉州地域で【水なす作り】が盛んな理由
●水なすの栽培に「安定した水」が豊富にある
(乾燥した土地では栽培が不可能)
●泉州地域の畑(土壌)が【水なす】に適している
●温暖な気候がよい
【水茄子の農家さん】に聞いたら、もっと様々な理由があると思いますが、↑ 水なす栽培の成功理由は上記のものです。
そして、面白いことは 仮に『水が豊富で温暖な他の地域』で栽培の取り組みを試してみても、、、、
実際に他地区では【水なす】は育ちにくいそうです。。。
例えば、最初は育ったが1年しか持たなかったり【水ナスの形や色】は同じでも 味が異なったり。。。σ(^_^;)
お中元やお歳暮の贈答品で【人気な水なす】ですので、全国でも泉州に似た気候で栽培するも・・・うまくいかない。
ということで【水なす】は まさに[泉州の特産物の一つ!]と言わざるを得ないですね~o(^^o)
【水なす】=「水なすぬか漬」の漬物
楽天などインターネットで販売されているタイトルを見ると「水なす」という名前も多いです。
少し 分かりづらいですが、収穫されたまんまの【水茄子】も「水なす」ですが。。。
お店で売っている【水なす】という名前=「水なすぬか漬」の漬物 という意味が大半です★
(※ もちろん「生の水なす」も販売しています)
この「水なすぬか漬」は、長い期間 漬けこまないので 水なす浅漬け・水なす漬け とも言われます。
そして 素晴らしい点は[原材料や調理方法]。
現在の食べ物(加工食品)には当たり前な「化学調味料や添加物」など 使わない水なす製造者がほとんどですヽ(*゚∀゚)ノ
ですので、安心して子供から大人、高齢者の方まで食べれるし、また 健康志向の方の贈り物にもお勧めですね~。
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【水ナス】は製造から3~5日が食べごろ☆
【水ナス】は、基本的に漬ける期間が短い 浅漬けとなります。
そして「ぬかに漬ける」と・・・なすの甘みが出る、ジューシーになります (*^ ・^)ノ
・1日目に【水ナス】を製造
・翌日
・2日目 少し漬かりが浅い
・3日目~5日目 水なすを食べるのに丁度よい(食べごろ☆)
・6日目 すこし辛い
私も【水ナス】を、食べごろの「4日目」で頂きましたが、あっさりとした優しい味わいでした♪
ちなみに 短期間で食べれる【水ナス】と反対に、長期間漬け込んだ「水なすの古漬」もあります。
日本全国でも、よくある “ 田舎漬け ” とも言われる種類に入ります。
「水なすの古漬」も、おいしく人気の漬物ですが 製造に手間暇がかかります。。。
(1週間以上~長いものになると 1年以上漬けた水なす)
昔では、泉州地域の人々も 家庭で作っていたようですが、今では少ないです。
(「水なすの古漬」を食べたい場合 やはり製造する店舗に問い合わせて買うのが 一番早いかもです 笑)
大阪・岸和田で買った【水ナス】
では、大阪の岸和田市「愛彩ランド」で買ってきた【水ナス】を調理して食べた様子を紹介します。
ジャーン!! 1つ¥280(税抜)【水ナス】。
製造日の作りたてホヤホヤの【水ナス】を買ったので、食べごろは3,4日後です。
冷蔵庫に保存し そして・・・4日後に開封しました【水ナス】。
茄子は 糠に(ぬか)に包まれていますので取り除きます。
バサッと取り除くと・・・出てきました~【水ナス】ちゃん♪
生の水ナスは横幅が9~10センチほどですが、漬物になってるため「水分」が抜かれ すこし小さめ。
【水なす】を、いよいよ包丁で切って頂くのですが、、、、
じつは【水なす】は最初 包丁でカットするのみで、後は “ 縦にナスを割く ” そうなのです!
私、うっかり このことを忘れてまして、丁寧に包丁で切ってしまったのです(笑)。
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「水なすぬか漬」の美味しい食べ方
はい、、、↓ こんな風にサクッと【水なす】を 包丁でカットしてしまいましたが これは失敗。
●水なすの「美味しい召し上がり方法」
1.包丁で【水なすのヘタ】を切ります。
2.切ったヘタ部分(頭部)に 包丁で切り込みを 6等分か8等分 入れます。
3.切り込みを入れた部分から、自分の手で【水ナス】を[縦割り]に裂きます。
お皿に盛って 完成です~。
4.そのまま食べてもよいですし、お好みで「醤油」や「生姜醤油」をつけてもオイシイ(*^ ・^)
初めは包丁を使うのですが、その後は 指でナスを裂きます。
(ツイッターより、分かりやすい画像を添えさせて頂きます☆)
Twitterの皆さま
お疲れさまで〜す(^^)この
三連休
どう過ごしましたか〜大阪.泉州
水なすの
お漬物〜〜(^^)日本酒と
バッチリ👌 pic.twitter.com/oQIAFfzHUv— じゃるじゃる (@gudetama0723) 2018年11月25日
(↓ 裂けるチーズ・・・みたいな感覚で 笑)
茄子を[縦割りに割く]ワケは、包丁できれいにスライスするより「醤油の味」が茄子に染みわたりやすい♪
また、味落ちを防止できます。
加えて、パクリと口へ入れたとき【水なす】のジューシー感が広がりやすいそう (・∀・)/
我が家では、キレイに撮影しようと 包丁で丁寧にカットしてしまいました。。。(笑)
【水なす】という品種のほかに「千両なす」「米ナス」「長なす」「丸茄子」など、茄子にもいろいろあります。
(細かく書くと 日本で栽培されるナスは何十種類とあります!)
ことわざでも「秋なすは嫁に食わすな」「一富士二鷹三なすび」などにも登場するナス。
どの茄子(なす)も調理すると美味しいですが、フルーティーな水分たっぷりの【水なす(ナス)】も 機会あれば食べてみてくださいね ┌(°∀°)b
以上「【水なす】大阪南部(泉州)のみで生産される野菜(農産物)~ユニークな食べ方の理由~」を skyneiro( スカイネイロ )がお送りしました~♪
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